有事と平時の間

4月2日(土)・3日(日)は、都合により、お休みさせていただきます。
大変、申し訳ございません。


 東京は、電車も通常運転に近づき、生活はかなり平常化して来ているといえるでしょう。
原発や被災地に関する報道も日常化してきて、鈍感になりつつあるのかもしれません。
しかし、状況は少しも変わっていないどころか、むしろ悪化しているともいえるわけで、
いまの日本の本当の状況を掛け値なしで把握することの難しさを感じます。
 非常に脆弱な場所に立っているにもかかわらず、その感覚がちょっとずつ麻痺していく
のは怖いことです。

庭から眺める
先週末は少し迷う気持ちもあったが、26日(土)の午後移動。
東京では、牛乳も生クリームも売っていなかったため、営業は
難しいと思っていたが、大泉で牛乳だけは買えたのと、電話を
いただいたこともあり、27日(日)は店を開いた。
思いがけず、何組かのお客様に来ていただき、行っておいて
よかったと胸をなでおろした。

シェイクハット遠
大泉に着くと風花の舞う肌寒さ。途中、車の
中では、直射日光を浴びて暑かっただけに、
その差を余計感じた。

影ヨコ
午後の光で、カウンター奥の壁に、窓の影が
映り込む。

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希望

 先週末は、仕事で18日(金)の夜から九州へ。19日(土)は長崎、20日(日)は
福岡、熊本と回って、夜、再び福岡へ。友人宅に泊まって、21日(月)夜、東京に
戻って来ました。

 無論九州だって、地震、大雨、水害、噴火など、かつて大きな被害を受けています
から、今度の震災は他人事ではなく、テレビをつければ災害の報道が流れているし、
立ち寄った諫早の駅前では、女子中学生が四人くらい並んで、声を合わせて募金の
お願いをしていました。(民主党も、地元選出の国会、県会、市会議員が雁首そろえ、
マイクで全員の名前を連呼しながら募金活動をしていましたが)
 とはいえ、暮らしそのものに切迫感はまったく感じられず、友人夫妻はもとより、
仕事で出会った初対面の方々も、休日にもかかわらず、みな一様に快く協力して
くださったので、東京から行った身としては、まだまだこの国には余力があると、
その平穏さがとても頼もしく思えました。

 戻ってきたら、しばし忘れていた余震にたちまち遭遇。原発トラブルは、飲み水と
いう形で、東京にも直接的な影を落とし始め、まだまだ出口は見えない状況。でも、
これだけ多くの人が力を尽くして頑張っているのですから、必ず明日の光が見えてくる
はず。そんな希望を感じた九州行でした。

地震、そして横断道

 東京は、一見すると普段の町並み、普段の光景、何も問題は無いように思えますが、
余震の不安はもとより、ガソリンや灯油は買えない、電車も不安定、食料品なども
いつ途絶えるかわからないという、極めて先の見えない状況です。
 それでも、直接の被災地の方々に比べれば雲泥の差。不平など口にしている場合では
ありませんが、起こっている原発トラブルは、さらに別次元の危機といえるでしょうか。
何とか乗り切ってほしいと願うしかありませんが、これがクリアできないと、復興の一歩も
踏み出せません。

 今度の災害で、横断道の問題など吹き飛びそうだし、実際、これからのことを考えると、
優先順位の低い間つなぎの高速建設にお金を掛ける余裕などどこにもないと思われます。
とはいえ、油断は禁物。造る側の論理はとにかく強引だから、決まってしまえば後戻り
出来ません。あれだけ安全と言い張っていた原発にして、この有様。止める希望のある
間に、反対の声を上げ続けましょう。

中部横断自動車道八ヶ岳南麓の会 (反対の趣旨が簡潔に掲げられています)
第1回アンケート (アンケートは、こちらから)
締め切りは、3月25日です。

八ヶ岳
地震の翌日、12日(土)の八ヶ岳。前夜は会社にとどまり、動き
出した電車で朝帰宅。中央道も開通していたので、午後、大泉に
到着した。
東京に戻っていた月曜日、灯油を配達してもらっているモービル
さんから、給湯ボイラー破裂の連絡をもらった。
すぐに、建築家の加藤さんに連絡して見てもらったら、水が少量
ずつだが噴出しているという。大泉は、地震直後から翌朝まで
停電していたので、夜中に凍結破損したのではないかということ
だった。滞在中もすでに出ていたはずだか、まったく気がつかな
かった。

ヤマネの森、存亡の危機

知らない間に、恐ろしい計画が進んでいた。
中部横断道が、森を貫き、すぐ目の前を通ることになりかねないことがわかったのだ。

静岡方面は、中央道双葉JCTから増穂ICまでが完成し、その先は計画中(工事中?)だが、
長野方面からのことは、うかつにも考えたことがなかった。ここにきて、長坂~八千穂間の
ルート建設についてのアンケートなるものが、国交省から配られ、それによると、南麓の森が
無残にも切り裂かれてしまうのだ。

ルート設定には、ある幅が設けられているのだが、旧清里有料道路を無理やり活用しようという
魂胆が見え見え。しかし、一見合理的に思えるこの案は、道路自体も急勾配で使いにくい上、
大泉の景観に大打撃を与えるのだ。

もちろん、見た目だけの問題ではない。森には、鹿も狐も狸もリスも、野鳥もヤマネもいる。
ダメージは計り知れないといっていい。南麓の魅力など吹っ飛んでしまうから、別荘族も
観光客も動物も消え、大泉は、単に自動車道の橋桁を建てるための場所になるのではないか。

これは、地域住民のエゴなどというレベルの問題では決してない。そもそも、高速など
造らなくても、141を整備すれば十分というのは、この辺りのことを知っている人なら、誰もが
思うことなのだ。

いま、とりいそぎ出来ることは、アンケートに道路不要の意思表示をすること。
締め切りは3月25日まで。ひとりでも多くの方が、この無謀な計画に、反対の声を上げて欲しい。

中部横断自動車道八ヶ岳南麓の会 (反対の趣旨が簡潔に掲げられています)
第1回アンケート (アンケートは、こちらから)


逕サ蜒・306+002_convert_20110307193531
私はこの景色が好きで、何度か写真もアップしているが、
計画が決まれば、道が通る可能性が高いポイントになる。

逕サ蜒・306+001_convert_20110307193617
同じ場所からだが、視線を少し左にズラすと、山並みが
見える。

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少し奥まった辺りの林。上手く撮ることができなかったが、
4頭の鹿が潜んでいた。道路が通れば、林もなくなる。

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林の間から八ヶ岳が少しだけ見えている。こうした景観を
ぶち壊す中部横断道は、言語道断道というべきだろう。


週末営業のお知らせ

3月5日(土)・6日(日)は、通常通り営業いたします。
この週末は、お天気もよさそうですね。
お出かけの際は、お気をつけて。よい週末となりますように。

【大泉町LIVE】
カフェ・アンティーブにほど近い甲斐大泉温泉(パノラマの湯)など、
大泉周辺のライブ映像が見られます。
http://61.193.140.4/cs/richui/camera-control.aspx?cn=2&pn=3

Cafe Antibes (0551)38-2749
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写真集

 お客様のBellさんが、ご来店の度に撮り溜めた写真を、ハードカバーの立派な写真集に
仕立ててプレゼントしてくださいました。
 Bellさんは、お仕事や家事などで忙しい時間をぬいながら、さまざまな題材の写真を
精力的に撮っておられ、趣味の域を超える腕前。カフェ・アンティーブの四季折々の表情を、
実物以上に魅力的に撮ってくださいました。
 ご来店の際は、ぜひご覧ください。

写真集表紙
表紙は、写真を鉛筆描き風に画像加工して印象的な仕上がりに。

写真集1
春夏秋冬の4章仕立て。白山吹が咲く、春。

写真集2
ここで撮ったの?と驚くような写真も。

写真集3
右ページの写真には、唯一、人物が登場。

写真集4
井上公雄さんの石の彫刻も、斬新な視点から。

プロフィール

cafeantibes

Author:cafeantibes
カフェ・アンティーブ

OPEN :11:00 ~ 19:00
定休日:水曜・木曜
      (祝日は営業)

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